【第47回】意外と知らないみんなの「交通費事情」
私の収入は平均的? アラサー女子がざわつく お金のハナシ(47)
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【第47回】意外と知らないみんなの「交通費事情」
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生きていくうえで、切っても切れない「お金」のこと。「いくら貯金すればいいの?」「みんなはお給料をいくらもらっているの?」。いろいろ疑問や不安はあれど、仲良しの子にも、同期の子にも意外と聞けない――それが「お金」。そんな悩める20〜30代の女子のお財布事情と疑問をズバリ解決します!

Illustration/Akiko Hiramatsu

交通費は月額いくら?

 

毎月の出費の中で、地味だけれども着実にお財布から出ていくのが「交通費」。徒歩や自転車で移動できる範囲だけで生活ができればよいのですが、アラサー女子ともなると、お付き合いもそれなりにあるし、交通費ゼロでは暮らせないのが現実。

 

では、みんなは毎月、いったいいくらぐらい交通費を使っているのでしょうか。

 

ROLA編集部が25~34歳の女性読者607名を対象に、交通費は月額いくらか、アンケート調査をしたところ、3,000円未満が27.8%(169人)、3,000〜5,000円未満が25.0%(151人)、5,000〜10,000円未満が27.0%(164人)と、合計79.7%の人が10,000円未満となっていることがわかりました。

 

一方で、15,000〜20,000円未満という人が3.6%(22人)、20,000円以上という人が4.1%(25人)と、少数派ながら存在するという結果に。

 

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交通費が把握しにくくなっている

 

私がこの結果を見てまず思うのは、まず「交通費を把握できているのがすごい!」ということ。

 

なぜなら、電車にしろ、バスにしろ、最近は多くの人がSuicaやPASMOといった交通系電子マネーで運賃を支払っています。昔のように、切符売り場で運賃を確認して切符を買う……ということは滅多になくなっていますよね。私自身もそうですが、あそこの駅からここの駅まで運賃がいくらかかったのかをほとんど把握できないまま無意識に支払うことが増えているのではないでしょうか。もしかしたら、今回アンケートに答えてくださったROLA読者の方の中にも、「細かい金額までは把握できていないから、なんとなくの想像で答えた」という人もいるかもしれませんね。

 

では、どうしたら交通系電子マネー隆盛時代に、ある程度正確に交通費を把握できるのでしょうか。その把握の方法としては、大きく2つあります。

 

 

「履歴確認」を賢く活用しよう

 

ひとつは、電子マネーの「チャージ金額」を家計簿などに記録するということ。実際に乗車したときに支払った運賃ではなく、SuicaやPASMOといった電子マネーのチャージ金額を、交通費としてみなす方法です。オートチャージ機能を使っている人も、クレジットカード経由でオートチャージをしているのであれば、毎月のクレジットカードの利用明細を見れば、チャージ金額を把握することができます。

 

ただしこれには大きな難点があります。コンビニや駅ナカでの買い物、ファミレスでの飲食代など、交通費以外もSuicaやPASMOで決済をすることがある人は、正確な数字が把握できません。ちなみに私も、Suica愛用派。Suicaで決済ができるものは、基本的に現金ではなくSuicaで決済しています。

 

2つ目の方法は、定期的に「履歴確認」を行うということ。駅に備わっている専用機でもよいですし、インターネットでも確認することが可能です。月に1回など定期的に履歴を確認し、そこから「交通費」「飲食代」「雑貨代」などと振り分けていくと、レシートを集めて保管しておくよりも楽に家計管理をすることができます。

 

交通費のほとんどが電子マネーという「見えないお金」になっている時代だからこそ、金額の把握や管理の方法を考えることはとても大切です。皆さんもぜひ、自分にぴったりの方法を考えてみてはいかがでしょうか。

プロフィール
大竹 のり子
ファイナンシャルプランナー 株式会社エフピーウーマン代表取締役出版社の編集者を経て2005年4月に女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立。現在、雑誌、講演、テレビ・ラジオ出演などのほか、人生の“やりたい”を“できる”に変える『お金の教養スクール』を運営中。『なぜかお金に困らない女性の習慣』(大和書房)、『女性のためのお金と正しく付き合う7つの授業』(宝島社)など著書は50冊に及ぶ。
『お金の教養スクール』
http://www.fpwoman.co.jp/school.html